おはようございます。
認知症サポーター養成講座の日
昨日は毎月8日に開催する認知症サポーター養成講座の日でした。
午前10時にフリーペーパーえがおの原稿を印刷所に送り、ほっとしたのもつかの間、すぐに本日使う予定のスライドについて改めて作り直しをいたしました。
使用する資料作成
毎日少しずつ修正をしながら毎月8日に使用するスライドショー用の原稿を作り替えています。
なので全く同じ原稿を使ったことがこれまでに1度もないんですよ。
来てくださる方、対応する人数や場所などに合わせて毎回変えているのです。
それでも大きな枠組みはできてきたので、うまく入れ替えたりまた表現を切り替えたり、前回評判が良くなかったところについて差し替えを行ったりしています。
中でも説明の課題は・・・
今のところ一番難しいのは「中核症状と行動心理症状の説明」です。
どのように伝えていけば一番良いかなぁと感じますが、あまり説明の具体性に関わらないと言うことも検討しながら毎回資料作りをしています。
今回は「お酒に泥酔した人」のことを例に挙げて伝えてみましたが、うまく伝わったかどうか少し気になります。
実習生さんがたくさん参加してくれました
今回はオンラインで港北薬剤師会の皆さんが20名を超える若い方たちが参加してくださり、画面の向こうに白衣を着て薬局などで実習をする姿が見えこちらも一生懸命頑張ろうと言うことになりました。
大豆戸町内会館と吉田会長
また4月から横浜市港北区にある大豆戸町内会の会館を利用させていただいています。
私が住んでいる街の役員会で討議していただき、この場所を使って良いと言う許可をいただいて毎回開催することができるようになりました。
おかげで大変きれいな場所で大きなモニターを使い、そしてお越しになる方も安心した公けの場所で開催できることがとても嬉しく思います。
今回もこちらに総勢6名の方が集まってくださり、中には私が尊敬する大豆戸町内会の吉田会長もおられました。
お忙しい中お時間を見つけて来てくださり、同じ話しに近いのに一生懸命聞いてくださる姿を見て、このような町内会長さんのいる街で暮らせることをとても嬉しく思います。
認知症の理解について
認知症の人たちは一言で言えば困り事をしてしまう人ではなく、何よりも自分が1番困っていて困ってしまった挙句どうしようもなくとった対策が周囲の方たちに結果的に大きく影響与えてしまうことがある、そんな人なのです。
もっとシンプルに言えば一番困っているのは認知症の人。
皆さんは世の中で暮らしていて街中で見かけている困っている人、
例えば寒い日に上着を着ないで道にうずくまっていたらどうしますか、
小さなお子さんが1人で泣いて歩いていたらどうしますか、
そのように誰もが支えなければと感じる時は良いのですが、認知症の方達は皆さんが大人の方達もしくは高齢者の方達なのでご自分でなんとかできるだろうと思われます。
通り過ぎられて、無視をされて、スルーされてしまうことが多いのです。
そして何か困ったことをすると常識のある大人なのになんて言うことをするんだと言う形になってしまうこともままあります。
また認知症と診断された方たちが上のように書いたことを皆がしているわけではなく、多くの認知症の方は生活に困り事が少し出てきた、と言う方たちがたくさんなのです。
そんな方たちを、多くの事について記憶が保てなくなった方と同じように接点を持っていてはお互いに問題を大きくするだけになります。
ですので正しい理解が何より肝心なのです。
認知症と言う言葉1つで全てをくくってしまうことがないように、(言葉は申し訳ありませんが)健常な人たちこそ自分のかけているメガネの色合いを変えて、決まりきった見方をしないで過ごせるようにこちらが変わることこそ肝要です。
ついつい介護の現場や家族介護などの場合でも認知症の人たちを変えようと言う行動を見ることがあります。変わるのは私たちです。そこのところについてうまく伝えられたとすれば嬉しいと感じます。
毎月8日に認知症サポーター養成講座を実施します
また次には無料で6/25(日)に港北スポーツセンターで朝9時からサクッと開催します!
045-544-2636まで
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