★考察★ 
認知症の体験を最新技術の「VR:バーチャルリアリティー」で表現して
体験するもの。

デイサービスに到着し車を降りるシーン
電車の降りる駅がわからなくなるのシーン
知人宅に招かれたときのシーン

を認知症の当事者の言葉を映像化したもの。

文章もわかりやすくぜひ一度読んで欲しい。

家族や近い人が認知症だと
「また馬鹿なことを言っている」
「無いものあると言い張る」
「こっちの正しいことを認めない」
「家族を疑う」
「言うことを聞かない」
ということが多い。

そういう人こそ「認知症の当事者が見ている、住んでいる世界」を
知ってみるのはいかがでしょうか?
そうでないと
「認知症になってはじめて気がつく」ではおそすぎると思います。

★ここまで考察★

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幻視も体験、『VR認知症』で揺さぶられた常識
ニュースなどでもしばしば話題になる認知症。実際に認知症の方の介護をしている人も多くなっています。また、若年性認知症など、生活において他人事ではなく非常に身近な症状です。 「認知症になると人が変わってし�…
NEWS.NICOVIDEO.JP

★考察★ 

高齢者は妄想が現実的になり男女の特徴は
「男性は妻の浮気を疑う」
「女性は嫁が泥棒したと思い込む」
傾向がある、とのことだ。

実際に介護職をしていると
「大事なものがなくなった」と訴えるのは女性に多かった。
財布、宝石、指輪・・・など大切なものそのものだった。

大変読みやすいのでぜひ読んで欲しい。

★ここまで考察★

原 富英(はら・とみひで)医師の記事
医学教授が専門的なことをわかりやすく書いた記事

老人の妄想は「現実感(了解可能性)」が高くなります。

対策は(物盗られ妄想の場合)
1否定しない、2一緒に探す、3できるだけ本人が見つけるように配慮する、です。
このように妄想は否定するのではなく、そう認識して脅えている本人を支えることが、基本と思われます。支える人こそ薬なのです。

さて私(原医師)の住む九州の北部には、まだ多くの地域に共同体が残っています。それらはケース4の駐在さんのように、「治療の資源」として、大きな役目を果たすことも多いようです。

都市部では、地域共同体が消滅しているところが多いようです。東京ではこれから地方を上回るスピードで高齢化が進みます。そう考えると、妄想を悲劇に変えないための準備に早く取りかかる必要があると思えてなりません。

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富山市立富山市民病院の「大腿骨近位部骨折患者に対する多職種連携アプローチ」*ここでの骨折は「大腿骨近位部骨折」のこと。

 日本は高齢化社会で特に骨粗鬆症の高齢者骨折の増加している
足の付根の骨折は家族介護負担が大きく、生活の質(QOL)や生存率の低下など問題が大きい。
富山市立富山市民病院での多職種連携のアプローチを紹介する。
 高齢者の1/3は骨粗鬆症で1/5は転倒をしている。
うち1/5〜10回は骨折になる(東京都老人総合研究所)
また骨折経験のある人はリスクは2〜3倍になるという。
 大腿骨近位部骨折してしまうとだいたい10〜15%が、骨折すると1年以内に死亡している。
 そのための「多職種連携」だ。

多職種連携 導入のステップと変化
現状把握で必要なことを見つけ講習会セミナーを実施
その上で「院内ガイドライン」の実施を行った。
結果、初療から内科医の介入、情報共有で電子カルテ導入。
周術期合併症の軽減のため精神科と精神障害、特にせん妄の予防、早期治療に取り組む。
二次骨折予防は薬剤師や栄養士と確実な治療の開始と患者教育をおこなった。

改善したことは以下だ。

内科医の取り組みと結果
これまで高齢者が骨折で救急搬送されると整形外科医が診察、カルテを作成したが内科医の判断が必要な場合はまた内科医の診察で「日常生活動作(ADL)は?持病は?薬は?認知症は?」と再確認していた。
電子カルテでは医師の他、看護師も書き込めるのでデデータ取得が1階で済む。この効果は絶大だ。

病棟看護の取り組みと結果
骨粗鬆症治療を継続のため、医師だけでなく、看護師、薬剤師、理学療法士、管理栄養士、医療ソーシャルワーカーも積極的に骨粗鬆症治療継続に参画しるようになった。看護師でも骨粗鬆症の理解は少なかったが資格取得するなど知識を拡充した。
骨粗鬆症マネージャーは、患者・家族に対して、骨粗鬆症・転倒予防教室を実施した。

ソーシャルワーカーの取り組みと結果
転院・退院後の地域医療機関との連携をきめ細やかにすることで安心を、在宅生活の際も窓口になった。

病院としての取り組みと結果
平均入院総医療費は、全国平均より40万円ほど低かった。
2014年は全国平均より24%低く、2015年は15%、2016年は9%低かった。
病院収入の減少ではなく「早く退院する」でベッド回転が高く収益率も高い。
これは「粗鬆症治療を必ず行ってきちんと処置をしても総医療費は高くない」ことの証明にもなる。

最後のステップ
取り組みと成果を院内で積極的に共有すること。
これが多くの診療専門医師に多職種連携の目的、目的、必要性を理解してもらえる。

記事の最後は以下のように結ぶ。
「これからの日本は、高齢者がどんどん増えていく。たとえ骨折しても、安心して迅速な適切な医療の受けられる体制がもっと広まっていくことを願う」

★考察★

介護施設では転倒は多く発生する。
自由度を上げているとそのリスクは高い。

私は入居の際の契約者に「活動と転倒のリスク」について何度も説明し、理解を共有していた。
そのお陰で転倒自体がトラブルに成ることはなかった。

それでも転倒→担当医に相談→救急車要請→同乗して大病院へ→大腿骨付近骨折→入院→(入院時介護施設としての生活対応)→退院(服薬増大)→車椅子の生活→立ち上がり頻回→ふらつき→転倒・・・・・・・・の繰り返しになることが多い。

私達生活を担当する介護士は「その方の転倒するリスク」を知っていますが経験的な感覚は「服薬の多さで認知症原因よりもふらつきが多く転倒しているのではないか」と感じる。

ここでも多職種連携は何よりも重要だ

★ここまで考察★

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/51764

年を取ったせいか、夜はなかなか寝付けず、朝は暗いうちから目が覚めてしまう-。こんな話を聞くことは多い。高齢になると、活動量が減ることなどから不眠になりがち。ただ、安易に睡眠薬に頼ると、ふらつきやすくなったり、認知機能が低下したりすることがある。医師と相談して適正に使うことが重要だ。 (白鳥龍也)

中略 

◆在宅介護 4人に1人が睡眠薬
 製薬会社のMSD(東京都千代田区)が今夏、全国のケアマネジャー約八百三十人に行った調査で、担当している在宅の要介護高齢者約二万七百人のうち、ほぼ四人に一人の五千三百人余が睡眠薬を使っている実態が分かった。
 そうした高齢者についてケアマネジャーが心配しているのは「日中の活動が低下している」「昼寝などの仮眠が多い」「規則正しい生活が送れていない」「足元がふらついている」ことなど。特に、ふらつきの原因として七割のケアマネジャーが「睡眠薬の影響が考えられる」と答えた。
 このため、複数回答で半数以上が「薬の見直しが必要」と考えていることが明らかに。一方、「本人が眠るため」、また「介護者の夜間介護の負担を減らすため」薬は必要との回答も六~七割に上り、より適切な睡眠薬の利用を求めている様子が浮かんだ。

☆考察
実際の介護の現場でも同じようなことが多く起きる。
よくある悲しい現実を一つ紹介しよう。

Aさんは認知症の状態が日常生活自立度Ⅲb(昼夜ともに介護が必要) で普段から介護が必要。(血圧や糖尿などの病気を併発していることが多い)
すでに夜間のふらつきで2回転倒し、2回とも大腿骨骨折。

この人は介助なしでも歩行ができるがふらつきが多い。
そのために「立ち歩きは心配ですよ」と車椅子を使うことが多くなる。
移動や排泄も介助をすることになり歩行などの運動自体は殆ど無い。
日中はそんな感じでほとんどリビングにいるだけ。
夕方になると食事を終えて毎食後と就寝前の服薬などを終わる。
少しテレビでも見るが、すぐ居室へ入るが眠らずに布団の中で起きたり横になったりする。
介護士は立ち歩きが転倒を呼ぶことから「起きないで眠りましょう」と勧めるが結局眠れずに0時位までこの状態が3〜4時間続く。
朝起きても昼ま、いつも通りリビングのテーブルに突っ伏したまま起きない。…。
介護士は医療機関に「Aさんは不眠なので眠れるお薬をお願いします」ということになりまた薬が処方される…

ー以下は引用ー

日常生活自立度Ⅲa

認知症の中核症状・周辺症状が共にⅡレベルより悪化し、支援を受けていても在宅生活が困難となった状態です。食事や排泄といった日常生活において重要な行動が自力では出来ず、周辺症状により介護者へ重い負担が掛かるようになります。このような症状が日中を中心に発生している頃がこのレベルです。

日常生活自立度Ⅲb

Ⅲaの状態が夜間にみられるようになるとⅢbレベルになります。夜間の介護負担増大は介護者にとって甚大な負担となるだけでなく、介護者自身の体調も悪化させてしまいます。

また日中は傾眠、夜間に認知症状が出て覚醒するという昼夜逆転の状態となり、更にADL(日常生活動作)面の低下を招いてしまう悪循環が懸念されます。

ーここまで 認知症ねっとより 引用ー
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認知症の高齢者の衣類や持ち物に「みまもりステッカー」を貼り、発見時に家族への連絡を円滑に行う新たなシステムが今年、山梨県内の自治体で次々と始まっている。行方不明の高齢者を見つけた人が、ステッカーに表示されたフリーダイヤルに電話し、記載のID番号を入力すると、家族などにつながる仕組みだ。県内では笛吹市、山梨市に続き、先月から富士河口湖町もステッカー購入費の補助を始めた。甲州市なども導入を検討している。(松田宗弘、写真も)

初期登録料2千円とステッカー代に年間3600円(48枚)が必要。山梨市と富士河口湖町が登録料全額を補助。笛吹市はさらに、ステッカー代を半額補助する。

☆考察
実際に近隣を認知症高齢者が徘徊をしていることがわかるともっと良い。
不審だなと感じたら声をかけてお話しが噛み合わないようだったらこちらに連絡をする。
具体的な活動を評価する。
また自治体が補助をおこなうことで敷居を下げることができる。
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