イオンが高齢者向けの御用聞きサービス 電球1個の交換にも対応

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★考察★

大手スーパーでも業務転換することで「高齢者」にたいして大幅に魅力アップすることができる。
地域の商店会、大手スーパーなどお互いの強みを活かして地域の高齢者を支え合っていって欲しい。

★ここまで考察★

 イオンは、1人暮らしの高齢者らの困り事に対応する御用聞きのサービスを始めた。ラジオ体操などの「朝活」を楽しめる高齢者向け店舗を強化する一環で、電球1個の交換から担当者が駆け付ける。実店舗を苦境に追い込むインターネット通販大手アマゾンへの対抗策としても注目される。

 新サービス「暮らしのパートナー便」は、昨年11月に開業したスーパーのイオンスタイル検見川浜(千葉市)で導入した。連日、脚立での作業が必要な電球交換やカーテンの取り外しなどの依頼が舞い込む。「ピアノの移動に応じた際は腕が上がらなくなった」と担当者の明石稔さん(65)はうれしい悲鳴を上げる。

 高齢者向け店舗は検見川浜のように古い団地が並ぶ地域が主な対象で、健康や仲間づくりにつながる催しや習い事が充実しているのが特徴だ。少量や減塩の食料品が豊富で、杖や帽子など外出を楽しくする品ぞろえにも力を入れている。

 高齢者向け店舗は現在12店舗あり、2025年には100店舗に増やす方針だ。拡大路線のイオンは同じグループの店舗が顧客を奪い合っている地域も多く、サービスの違いを明確にして共倒れを避ける意味もある。

 流通業界は、御用聞きがネットに不慣れな高齢者らのニーズに応える有効手段とみている。明石さんは元社員で、住宅リフォーム事業などの経験や話し好きな人柄を買われ、定年退職した直後にパート採用された。

 料金は30分で500円、60分だと1000円だが、明石さんは「お茶を勧められるなど、作業が終わってもすぐには帰れないのが課題」と苦笑する。イオンは他の高齢者向け店舗にも広げる意向だが、家電の買い替えや水回り清掃の受注など本格的な売り上げにうまく結び付けられるかが鍵を握る。

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