おはようございます。
夜勤明けの介護職員です。
地域密着型認知症共同生活介護
よくいう「高齢者グループホーム」
です。
幼児で、少年少女で、二十歳の、中年を経ていま高齢者です。
認知症という本人が一番辛く苦しい状態にあります。
それでも入居者の皆さんは自分らしさを、亡くなるその瞬間まで如何なく発揮してくれています。
そんなステキな方々のお手伝いをさせてもらえる喜びを噛みしめながらにこやかに、明るく、えがおで接したいと決意しています。
いま、認知症という、心を傷つける一番辛く苦しくプライドをズタズタにされるかもしれない状況の、身体の自由を失いつつある、そして、間違いなく誰かの親や家族や大切な人を
管理・指導・指示なんていう馬鹿げた振る舞いでより苦しくさせてはなりません。
ぼくは介護職です。
誇り高き介護職です。
相手の気持ちをなにより大切に、そしてどのような状態や振る舞いをしたとしても「本来の人」を見ながら、年長者として、困りごとの中心にいる人として、間違えても、子ども扱いなどすることなく接していきます。
世間では認知症介護の世界に「指示が入らない」
「ニンチがひどい」「言うことを聞かない」という表現をする人たちがいます。
その人たちは「指示・命令」して「認知症をさげすみ」、「子ども扱い」をしていることが多いと思います。
認知症の人の多くは不安を大きく持っています。怒られる、叱られる、迷惑がられる、、、と不安でいるところへ、火に油を注ぐように「より極度のストレス」を浴びせているのです。
デリケートに、ナイーブに、そして周囲に怯えているような認知症の当事者さんたち。
悲しい接し方をする人の言うことをきいているのは「諦め」や「卑下」で、「もし、抵抗し反抗的にすれば物分かりの危ない・悪い老害」にされてしまうのです。
ぼくは介護職の前に人としてせっかく両親からもらった類まれな社交的で明るい性格を生かして、認知症の人たちが笑って、喋って、思いを伝えて、役目があって、信じあえるケアを続けます。
ぼくがスタンダードになるように小さく革命!をしていきます。
ぼくのケアが他の介護職に見えるように伝えています。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
写真はぼくにたくさんの力を授けてくれた誇り高き父と母です。
お父さんお母さん、ありがとう。
ぼくはまだ少し時間があるから僕らしく頑張る!
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