生活

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社会的つながり多い高齢者、認知症リスク46%減 国立長寿医療研究センターが研究結果

友人と交流し、地域の活動に参加するなど、社会的なつながりが多い高齢者は、認知症の発症リスクが46%低下するとの研究結果を国立長寿医療研究センター(愛知県)などのチームがまとめ、発表した。  チームは、2003年に65歳以上だった1万3984人を対象に約9年間健康状態を追跡調査し、社会とのつながりと認知症発症との関係を調べた。  この結果「配偶者がいる」「同居家族と悩み相談などをする」「友人との交流がある」「地域のグループ活動に参加している」「働いている」に該当する人の場合、発症リスクはそれぞれ11~17%低下していた。すべてに当てはまる人は、ゼロか1つの人と比べ46%下がることが分かった。  一方で、子や親戚との交流があっても別居の場合は、発症リスクとの関連がみられなかった。  チームの斎藤民・長寿センター室長は「多様な社会とのつながりが認知症の発症リスクを下げる。家族の支援が期待できない高齢者も家庭の外でのつながりが予防に重要な役割を果たす可能性がある」と話している。〔共同〕 ☆認知症リスクを手減させるために重要なことは『社会的つながり」 病気や薬効などの大きなファクターも重要ですが...続く
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幸福な後期高齢者になるために必要な5つのこと

ここのところたて続けに、話題の人生の大先輩の方々の本を読みました。 全員が後期高齢者。曽野綾子さんだけが現在86歳と80代ですが、91歳で亡くなられた夫、三浦朱門さんと過ごされた最期の日々を書かれています。 それぞれご活躍される分野で素晴らしい業績を残されてきた方々ですが、読んでいるうちに、後期高齢者と呼ばれる年齢になってもこのように現役で活躍され、私たち後輩に力強いメッセージを送っておられる皆さんに共通する項目がみえてきたので、それを5つのポイントにまとめてみました。 1.好奇心 2.ユーモア 3.仕事とお金 4.家族 5.信仰 著名人の本や言葉をたくさん引用にしわかりやすくまとめてある。 大きな言葉でくくってしまい申し訳ないが 「自分自身と取り巻く環境とその人々」を大切にしていると感じられた。
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高齢の親を見守るアプリ、対話促す機能も…京大教授が開発

高齢者の通話頻度を家族らが確認でき、「電話をしようかな」と思わせる――。そんな見守りと対話促進を兼ねたスマートフォン用アプリを、高齢者向け住宅の設計を専門とする京都大工学研究科の三浦研教授(47)(建築計画)が開発した。認知症予防や孤独の解消につながる会話の重要性にヒントを得たアプリだ。  三浦教授は高齢者向けの住環境を研究。介護施設などを訪問する中、職員が忙しく入居者と十分に会話ができていない実情を把握した。アプリ製作会社の協力を得て、今春から約半年の試行錯誤を経て、見守りアプリ「かぞくおもい」を完成させた。  アプリの手順は、まず高齢者が使用するスマートフォンにアプリを入れ、「見守り者」として家族や知人らを登録。見守り者は自身のスマホやパソコンで、高齢者の直近3か月間の通話状況をカレンダーで見ることができる。  高齢者が見守り者と、見守り者以外の両方と通話した日は「◎」、見守り者と通話した日は「○」、見守り者以外と通話した日は「◇」、誰とも通話しなかった日は「×」が表示される。見守り者にとって、「×」が続くような状態だと、「電話をしてみよう」と思う気持ちが働き、声掛けが促進される仕...続く
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大量介護時代「高齢者の自由と尊厳」とは

高齢者の人生を彩る時間。 その時間を大切なものととして捉えるか それとも管理すべくものとして捉えるか 実際に高齢者介護施設で勤務経験をふまえて話をすると やはり「安全重視 自由はその後」にとい言わざるを得ません。 家族が望む生活と高齢者が望む自由な環境との乖離が大きいことは大きな理由です。 ご家族の総意というよりも「入居に関わった本人を取り巻く家族」の意思でしょう。 「愛情ももちろんだが、他の兄弟親戚の手前、本人に長く生きてもらいたい」 という気持ちを感じることがあります。 高齢者にかかわる全部の家族の総意で 「自由な高齢者施設」を探す事をおすすめします。 熱意のある若者や想いのこもった施設運営が行われているところもあります。 みなさんの知っている「自由に暮らせる高齢者施設」はどこですか?
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筋肉が減ってしまう、「高齢者の危険な筋トレ」とは?

「低栄養」とは、簡単に言うと「栄養失調」のことで、タイプの3種類があります。 「エアロバイク」で低栄養に!?  宮城県に住む90代の女性Aさんは「足腰をしっかり鍛えないと」トレーニング用の自転車を一生懸命こいでいます。 ところがあまり食欲もありません。 そんな中、廊下で足腰に力が入らなくなり、転倒して骨折し、結局歩くことができなくなり、要介護状態。 Aさんは、運動量に対して明らかに栄養摂取量が足りなかったため、筋力が低下してしまったのです。 社会との関わりが途切れることで起こる低栄養も 宮城県内の80代の女性Bさんは、夫と仲良く暮らしていましたが、足腰が弱ってきたため、徐々に外へ出ることが面倒になり、日常の活動量も減っていきました。 Bさんは「趣味の会」に行けなくなったことがきっかけで、生活に張り合いがなくなり、活動量が低下したことで食欲も落ちて、低栄養状態になってしまったのです。  今回紹介したのは特別な事例ではありません。一人暮らしや高齢夫婦だけの世帯は特に心配です。買い物に出かけても、重いものを持つことができないと、肉や魚、卵、乳製品など筋肉を作る「たんぱく質の豊富な食品」を十分...続く
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伸こう福祉会が「仕事付き高齢者住宅」のモデル事業 介護付き有老ホームの近隣で野菜を生産、小売店で販売も

社会福祉法人伸こう福祉会(横浜市南区)と東レ建設(株)(大阪市北区)は2017年10月5日、経済産業省が提唱する「仕事付き高齢者向け住宅」のモデル事業を近く開始すると発表した。  本事業は、伸こう福祉会の介護付き有料老人ホーム「クロスハート湘南台二番館」(神奈川県藤沢市、80室)の入居者を対象に、野菜の生産や販売に関わってもらうもの。社会参加の継続によって認知症や要介護状態の悪化を防ぎ、健康寿命の延伸を目指す。両法人のコンソーシアムによる提案が経産省の2017年度健康寿命延伸産業創出推進事業に採択された。  ホームの近隣地に90m2のビニールハウスを建て、中に東レ建設の高床式砂栽培農業施設「トレファーム」を設置する。同施設は適度な高さで腰をかがめずに農作業ができる上、車いすの人も作業可能。12月に葉物野菜の栽培を始め、初収穫は2018年1月の予定。野菜は近隣にあるイオン藤沢店で販売し、労働への対価の支払いも検討している。 考察 これまでも介護施設や高齢者住宅で余暇の過ごし方としての手作業はどこでもあった。しかし今回は仕事付きとしている。 他業種で連携していくことが鍵になるだろう。 気に...続く
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香港系オライオン:投資・開発に約300億円、日本の高齢者施設に注力

香港に拠点を置くオルタナティブ投資会社のオライオン・パートナーズは、約300億円を目指して日本の高齢者施設への投資や開発を進めている。 大都市を中心とした地価上昇で施設供給不足が続く中、団塊世代のリタイア層が今後急増することで需要が底堅いとみている。   オライオン・パートナーズ・ジャパン(港区)の松田潔昌シニア・ディレクターが7日明らかにした。現在のファンドの投資期間・実績は非公表だが、関西の高齢者住宅と老人ホームの複数を数十億円規模で9月に取得した。今後も病院を含むヘルスケア・アセット全般を投資対象とするほか、高齢者の自立から介護までの継続的な住宅、病院・コンビニや飲食店などが集まるシニアタウンの都内での開発も検討中だ。 ☆考察 ヘルスケア関係への投資は日本企業はこれまで行ってこなかったようだ。 それに比べて米を中心に一般的でアメリカはその90%を占めている。 このことがサービス環境を大きくかけるきっかけになるのであれば歓迎したい。 詳しくはこちら
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なぜ高齢でも働ける人の幸福度は高いのか ただし”引退時期”は自分で決めたい

働く人の満足度は高齢者ほど高い とのデータが示されている。 また正職員 非正規職員の差や男女差、再雇用などのデータをもとに構成されている。 高齢者はその経験や思慮の深さ、人間関係の重要さなどを深く意識しており、会社としての利益や働く人たちとの関係などを進めていく何よりも貴重なチカラである。 そのことをよく表現できていると思う。 記事はこちら ぜひ読んで下さい
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特別養護老人ホームで高齢者励ます雑種犬“主人公”にした児童書発刊…「いやし犬まるこ お年よりによりそう犬の物語」 兵庫

兵庫県の特別養護老人ホームで高齢者を励ましている雑種犬「まるこ」(雌)を“主人公”にした児童書が発刊された。殺処分になる運命から救われた子犬が癒やし犬として活躍するまでの足跡が描かれており、同施設では「かけがえのない存在」になっている。 ☆考察 衛生的なことや手間がかかるなどで高齢者施設で動物を飼うことはあまり多いことではない。 しかしながら私の勤務した系列の高齢者認知症グループホームでは4施設中2施設で可愛い犬を飼っていた。 入居者さんだけではなく職員までも癒やしてくれる存在だった。 とくに夜勤中などに職員について回る姿は、夜間に不安が強くなる認知症の症状が出やすくなった入居者さんをも人懐こい魅力で癒やしていた。 まるこちゃんが居てくれることで入居者さんも心をなごませているはずだ。 詳しくはこちら
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高齢者向け、首にかける集音器 ソニー開発、25日発売

ソニーは、「首かけ集音器 SMR-10」を全国の家電量販店で25日から売り出す。補聴器を使うほどではないが、人の声やテレビの音が聞き取りにくいと感じる高齢者向けで、同社のICレコーダーの集音技術やヘッドホンの装着性を生かして開発した。会話中や外出中などのシーンを自動で切り替えたり、自分の話す時の音量を抑えたりする機能もある。付属の機器をテレビにつなぐと、無線でテレビの音を流すこともできる。色は黒と白があり、折りたたむことができる。市場推定価格は税抜き3万5千円前後。 ☆考察 高齢者になると聞こえにくくなる人は多い。 その結果聞こえないことが増えてくると残念だが 「聞こえないから出かけない」 「聞こえないから話さない」 などの低意欲のような状態になってしまうこともある。 このような聞こえやすくすることで高齢者の聞こえにくさにアプローチできれば外出や各種あつまりへの参加もこれまでよりも少しでも積極的になる。 このような生活に質に役立つ機器の開発は積極的に進めてもらいたい。 そして低価格による普及も大きな要件になる。 詳しくはこちら
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