えがお俳壇

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2020年6月15日 えがお俳壇


新樹も今や青葉に変わり立派な夏木立となってゆきます。今年は山や森の瑞々しい新樹に出会う機会は少なかったことと思いますが、いきいきと立つ新樹より元気を貰ったようです。いよいよ梅雨入りです。不快な梅雨を楽しく詠むのも一興かもしれませんね。

帰宅せし少年の声夜の新樹    

枝葉 コロナ禍に応援ソング新樹光    みどり

六義園揺れて零るる新樹光    遠山三四藏

迂回する新樹見上げる老二人    前尾敦子

夜の騒ぎ知らずに仰ぐ新樹かな   山田隆子

白内障癒え仰ぎみる新樹かな    啓児

濃淡の墨跡匂ふ夜の新樹    喜美子

争奪の鴉のさわぐ大新樹    フミ

少年のバットの素振り夜の新樹    容一

葉桜や木漏れ日踏んで鬼ごっこ    賢一

葉桜の女坂ゆくベビーカー    さわ子

早朝の散歩コースが葉桜に    るみ子

梅雨寒や三浦の沖へ舟一艘    芦遊子

笹船に春怨乗せて流しけり    京子

神々の宿る立山若緑 清治

水弾く先達の背や青嵐    いちお

閉塞の街よ人らよ五月鯉    往正


俳 句 の 題

六月末〆  梅雨

七月末〆  サングラス

八月末〆  唐辛子

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