2017-12-27

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健康

高齢者をインフルエンザから守る 里帰りのお土産にしないために

発症してしまった場合は、若者感覚で「寝てれば治る」と楽観せず、早めの治療につなげることが大切です。 全国でも、ちらほらとインフルエンザの注意報が出されるようになりました。 間もなく本格的流行に入っていくものと思います。 例年、12月までは小児を中心に流行しますが、1月からは高齢者へと拡がってゆきます。 核家族化した現代社会ですが、お正月には世代間交流が活発になるからですね。 里帰りのお土産にしないよう、十分に注意してください。 毎年の流行では、国内で600~1200万人(国民の5~10%)がインフルエンザを発症し、5,000~20,000人が直接もしくは続発する合併症で死亡します。 これら死亡者の約9割が65歳以上と言われています。 健康な若者にとっては「寝てれば治る病気」にすぎませんが、高齢者は十分に注意しなければなりません。 とくに、インフルエンザで体力を奪われたあとに、二次性肺炎を続発することで多くの命が奪われています。 1.入所者と職員にインフルエンザワクチンを接種する シーズン入り前からやれることがあります。それは、介護施設に入所している方、そして介護職へのワクチン接種の普及...続く
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