"認知症"

生活

高齢者のICT利活用の課題と対策2016(総務省)

高齢者のICT利活用の課題と対策2016(総務省) 拡がり続ける情報格差 ースマホ普及で急増する高齢者ネットトラブルー 「ICTを使えると楽しい」から「知らないと大損害」 75歳以上の人は我が国に1641万人 総人口の割合は12.9%になりました。 「拡がる情報格差で高齢者間格差」 ICTを利用する高齢者は社会参加が多く活動的である。 また男性がICT利用が多く、女性単独になると引きこもりがちかつ「孤立して認知症リスク」が高くなる。 次の問題は生涯未婚率1位は東京(男性25.25%、女性17.37%)(国勢調査)。 今後は独居老人が増えてきて「家庭、家族介護」は期待できなくなる。 ここにどうICTを活用できるかが鍵になる。 課題2 は高齢者のネットトラブル急増中 高齢者消費生活相談の2位に「アダルト情報サイト」2016年 消費者白 巧妙化する不正請求にたいして 1 高齢ネット利用者の増大とスマートフォン普及 ー電話で脅迫される 2 操作に不慣れで、ネット上の悪意に免疫がない ースルーできない 3 アダルトサイトからの不正請求を友人や家族に相談できない 4 成人向け広告の横行と、高齢者の...続く
注意喚起

高齢者はキレやすい・・・

86歳の男性(以下男性)から産経新聞に寄せられた投書 ネットで賛否両論 8/31(4日前)産経新聞に投稿された「高齢者がキレやすいのは社会に冷遇されているからだ」との投稿が波紋を呼んでいる。 待ち合わせ駅に到着していたものの駅構内が複雑で5分遅刻した際のことだ。 携帯電話を持たないこの男性の自宅に「先にレストランに行っています」との伝言があった。 男性はこれに対し「5分も待てないのか」と憤慨し、家に戻ってしまったのだ・・・ということだ。 男性は「反省はしている」とは言うものの、 「高齢者がキレやすい背景には、社会で冷遇されていると感じるイライラがある」 と主張した。 これに対して 「わがままだ」 「そうか」と言ってレストランに行けばいいだけ・・・ といった論調で男性には共感できない書き込みが多い。 私は(気持ちはわかるが)高齢化に伴って理解し難いことが増え(自分の社会通念の固定化)(これまでの社会経験の蓄積)だと思う。 想像するに「俺ならこうするだろう」という価値観以外を認めにくくなると思う。 私は認知症介護の経験があるが「認知症の状態に近づくと他人と接するのに想像以上のエネルギーを使...続く
生活

高齢者や低所得者に空家を貸し出す「セーフティネット住宅」の闇と光

10月から施行される「空き家(一軒家、マンションの一室など)を必要な人(障害者や子育て者、被災者、月収15万8000円以下の低所得者、外国人、失業者、新婚世帯、DV被害者など:要配慮者)に貸し出す」というもの。両者に(国や自治体から)補助がでる。 マッチングに関しては「居住支援協議会:不動産業者、居住支援団体、自治体の福祉部など」が住宅の支援をすることになる。 ここまでは良いが居室の広さを6畳(9.9m2)を基準としていることや高齢者同士のシェアハウスとなる可能性を考えると生活の支援など介護の視点が入り込みややこしくなる。 とはいえ昔ながらの空き家などは高齢者にとって安心できる環境が整えられている場合が多い。認知症の人ならなおさら環境変化は最小にしたい。 最後に「住宅は国交省、ケアの視点は厚労省という縦割りを超える」ことも重要だ。 高齢者や低所得者に空家を貸し出す「セーフティネット住宅」の闇と光
健康

連続講座「ボケん脳教室」

連続講座「ボケん脳教室」 生活改善で発症予防 認知症前段階の高齢者 認知症の前段階とされるMCI(認知症予備軍などとも言う)の方らに認知症予防の効果を見込んで調査する。 そのポイントは 1日78000歩程度の歩行と1日20分以上を目安とした運動 料理やパズルなど知的活動 人との交流 規則正しい食生活と睡眠 とのことだ。 実際には コグニサイズ(体を動かしながら引き算やしりとりをする)のやり方を指導したり睡眠や食事の大切さも教えるそうだ。