大量介護時代「高齢者の自由と尊厳」とは
高齢者の人生を彩る時間。その時間を大切なものととして捉えるかそれとも管理すべくものとして捉えるか実際に高齢者介護施設で勤務経験をふまえて話をするとやはり「安全重視 自由はその後」にとい言わざるを得ません。家族が望む生活と高齢者が望む自由な環境との乖離が大きいことは大きな理由です。ご家族の総意というよりも「入居に関わった本人を取り巻く家族」の意思でしょう。「愛情ももちろんだが、他の兄弟親戚の手前、本人に長く生きてもらいたい」という気持ちを感じることがあります。高齢者にかかわる全部の家族の総意で「自由な高齢者施設」を探す事をおすすめします。熱意のある若者や想いのこもった施設運営が行われているところもあります。みなさんの知っている「自由に暮らせる高齢者施設」はどこですか?