2017-09

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生活

高齢者のごみ出し、誰が支える? 中学生が運ぶ地域も

高齢者のごみ出し、誰が支える? 中学生が運ぶ地域も高齢化が進み、ごみ出しができない人が増えているこの人をどう支援するか。自治体の模索が続く。新潟市中央区は2008年、自治会や地域の協議会などが、ごみ出しの困難な高齢者らのごみ出しを担う場合に支援金を支給する事業を始めた。山潟地区コミュニティ協議会では、中学生から希望者を募り、通学路近くの高齢者とマッチング。ごみ出し支援に参加した生徒には、3年生で支援を終えた際に感謝状と図書券500円分が贈られる。千葉市の稲毛地区の集合住宅では自治会などが一人暮らしの高齢者らのごみを出した場合の補助事業を創設。約30団体が登録し、65世帯が支援を受ける。上記の2例のように住民が自治体の補助で支援する方式は少数派。朝日新聞のアンケート取材でごみ出し支援をしていることがわかった48自治体のうち、41自治体では職員が自宅まで取りに行っている。京都市では「まごころ収集」を1996年から始めている。市職員が家の中間で収集に行く。2016年9573世帯にもなり41人の職員が担当している。市職員などの支援は財政が大きく影響をする。しかし頼む方は「行政だから頼みやすい」...続く
健康

高齢者の虫歯が悪化しやすく危険すぎるワケ

エナメル質が薄くなり歯の内側まで虫歯菌が早く到達してしまうまた歯肉が痩せてきてエナメル質に覆われていない歯の根元を虫歯菌に攻撃されやすくなるまた初期の虫歯を防止したり、口の中を中性に保つ唾液が減ったから入れ歯を利用することは大切ですが留め金部分の清掃を怠ると食べかすが溜まってしまう虫歯に気づいたらすぐに治療するべき理由厚生労働省でも歯周病の予防が動脈硬化の予防に重要で、放置すると動脈硬化のリスクが増えると説明しています。糖尿病のリスクも増える歯茎の炎症が続くとインスリンの働きが阻害する物質が放出されます。このため血糖値が低下せず、高血糖状態が続き糖尿病になってしまうのです。失明や腎不全などを引き起こすこともあるのです。肺炎になることも食べ物や唾液が肺に誤って流れ込む肺炎を「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」と呼びます。抜歯や麻酔などの治療を受けなくてはならなくなる治療のための麻酔も抜歯も体に大きなストレスを与えるものです。他の薬との問題で麻酔治療によって悪影響がでることもあります。高齢者が虫歯治療をすることで得られるメリット心筋梗塞や狭心症、脳梗塞、糖尿病、肺炎などの最悪の場合は死に至...続く
健康

自宅で転倒などで搬送された高齢者 5年間に都内で25万人超

東京消防庁によると5年で31万人の高齢者が救急搬送された。そのうち25万人(80%)は転んだり転落したりしてけがをした人だった。多くのケースは「自宅内」で起きていて半数が入院が必要な状況だった。中でも階段踏み外しによる転落、電化製品のコードに足を引っ掛けて転倒というケースが多い。家族や周囲の人に「怪我をしやすいケース:階段付近やコード」を共有し注意してほしいとの事。長年高齢者施設で勤務してきた経験からすると「転んでしまう」時はいきなりやってきます。そのほとんどのケースが「さほど痛くない」けれど後からじわじわ痛くなり「救急搬送」になり「大腿部骨折」になってしまいます。私が経験したのは「後ろ側に尻餅をつくように転んだ」ケースですが見た目に大きな変化がなく、ころんだ本人も「平気平気」という場合が多いです。高齢者施設ですので電化製品のコードが床に有ることはありえませんし、階段を1人で昇り降りすることはありません。平坦なごく普通な場所でも起きるのですから注意は必須です。入院はほぼ2週間その間に手術をしますが認知症のある方は拘束されてしまうことが多いようです。いきなりの環境変化で、まったく知らない...続く
余暇

『グランツーリスモSPORT』のプレイで高齢者の認知機能全般が改善傾向に─デジタルシニア世代を対象とした調査や活動を展開

『グランツーリスモSPORT』のプレイで高齢者の認知機能全般が改善傾向に─デジタルシニア世代を対象とした調査や活動を展開横浜の高齢者施設内でテレビゲームの人気ソフト「グランツーリスモ」(自動車運転テレビゲーム)を実施したところ参加者がそれまでの6倍強になった。現在の日本では60歳代の人のネット利用率は75.7%、スマートフォンの保有率も33.4%と、およそ3人に1人がスマートフォンを使用(総務省発表「平成 28 年通信利用動向調査」より)。高齢者施設の課題は男性シニアの施設への参加不足であり、日本アクティビティ協会の調査では61.1%が男性向けアクティビティに困っており、87.8%が今後強化したいと考えている。デジタルアクティビティ体験を脳科学の観点から調査すると前頭葉機能・認知機能に改善傾向を確認と諏訪東京理科大学・篠原菊紀教授の報告もある。
健康

飲みやすいゼリータイプの栄養補助食品「アミノエール」ゼリー ロイシン40を発売

味の素社しっかり歩ける毎日を!運動との併用で、60代からの筋肉維持に役立つ筋肉づくり「飲みやすいゼリータイプの栄養補助食品」「アミノエール」ゼリー ロイシン40を発売している。「ロイシン40%配合必須アミノ酸は、足の曲げ伸ばしなど筋肉に軽い負荷がかかる運動との併用で、60代以上の方の、加齢によって衰える筋肉の維持に役立つ筋肉をつくる力をサポートする機能がある。そのため歩行能力の改善に役立つ機能があることが報告されています」このような技術が広がり、歩行できる時間を長く持てると生活の質QOLを落とさずに生活できる。またつかまり立ちが20秒できる人は寝たきりになることもなく多くの生活の場面を他の方と過ごすことができるのは介護の現場での常識。ぜひ「立ち上がる」「つかまり立ち」ができる高齢者になっていると生活の彩りを失わない。
注意喚起

平成27年度 高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律に基づく対応状況等に関する調査結果

ここにある通り高齢者虐待は増えている。特に養介護施設従事者等による職員の虐待相談件数は残念ながら特に多くなっている。これは昨今の事件にもあったように「介護施設で虐待がある」と認識した家族の不安の表れとも言える。リンク2個めのPDFの内容には現場と一致した印象を持った。閉鎖的空間の解消を行うことが先決、とした内容には賛同できる。いじめや虐待が起きる構図は1 閉鎖した空間や環境2 逃げ場のないところ3 執拗な関係性を共用できるとされている。出典 いじめの構造 内藤朝雄氏(講談社現代新書)閉鎖的空間の解消、職員の虐待への意識、それにふさわしい行動を周知させていくことを「同時進行」していくことしかできない。虐待は大きくても小さくても犯罪である。処罰されなくても摘発されなくても双方の心に大きな傷ができる。
生活

高齢者のごみ出し支援を!=普及へ先進事例集-環境省

ゴミ屋敷にもつながりやすいと問題視されている「高齢者のごみ出しの困難さ」を2018年度中に調査して事例集にまとめる。すでに行っている23%の自治体のうち、約4割が「高齢者の不調やトラブルを発見したことがある」と回答がある。こういった小さな事例をあつめ改善していくことは重要だ。そして共有していくことで支援が必要な人の生活がきっと潤いを取り戻すだろう。
生活

高齢者のICT利活用の課題と対策2016(総務省)

高齢者のICT利活用の課題と対策2016(総務省)拡がり続ける情報格差ースマホ普及で急増する高齢者ネットトラブルー 「ICTを使えると楽しい」から「知らないと大損害」75歳以上の人は我が国に1641万人総人口の割合は12.9%になりました。「拡がる情報格差で高齢者間格差」ICTを利用する高齢者は社会参加が多く活動的である。また男性がICT利用が多く、女性単独になると引きこもりがちかつ「孤立して認知症リスク」が高くなる。次の問題は生涯未婚率1位は東京(男性25.25%、女性17.37%)(国勢調査)。今後は独居老人が増えてきて「家庭、家族介護」は期待できなくなる。ここにどうICTを活用できるかが鍵になる。課題2 は高齢者のネットトラブル急増中 高齢者消費生活相談の2位に「アダルト情報サイト」2016年 消費者白巧妙化する不正請求にたいして1 高齢ネット利用者の増大とスマートフォン普及 ー電話で脅迫される 2 操作に不慣れで、ネット上の悪意に免疫がない ースルーできない 3 アダルトサイトからの不正請求を友人や家族に相談できない4 成人向け広告の横行と、高齢者の情報リテラシー不足 ーネット...続く
注意喚起

高齢者はキレやすい・・・

86歳の男性(以下男性)から産経新聞に寄せられた投書 ネットで賛否両論8/31(4日前)産経新聞に投稿された「高齢者がキレやすいのは社会に冷遇されているからだ」との投稿が波紋を呼んでいる。待ち合わせ駅に到着していたものの駅構内が複雑で5分遅刻した際のことだ。携帯電話を持たないこの男性の自宅に「先にレストランに行っています」との伝言があった。男性はこれに対し「5分も待てないのか」と憤慨し、家に戻ってしまったのだ・・・ということだ。男性は「反省はしている」とは言うものの、「高齢者がキレやすい背景には、社会で冷遇されていると感じるイライラがある」と主張した。これに対して「わがままだ」「そうか」と言ってレストランに行けばいいだけ・・・といった論調で男性には共感できない書き込みが多い。私は(気持ちはわかるが)高齢化に伴って理解し難いことが増え(自分の社会通念の固定化)(これまでの社会経験の蓄積)だと思う。想像するに「俺ならこうするだろう」という価値観以外を認めにくくなると思う。私は認知症介護の経験があるが「認知症の状態に近づくと他人と接するのに想像以上のエネルギーを使うので、他人と接する事自体を...続く
論評

看護師不足だけじゃない 東京で“寝たきり”高齢者が急増する理由

理学療法士はこれからのリハビリを左右する有資格者だ。しかし高齢者が増えて寝たきりなどにならないためにも「リハビリ」は治療と同じくらい大切た。その理学療法士が関東、特に首都圏で明確に不足している。その人口対比の人数は四国、九州の半分以下。理由は学校の不足だ。厚労省は養成学校を増やすために規制緩和を行い、養成機関は倍増しました。しかし記事によれば「既得権益などを守る業界」にも理学療法士が増えない理由がある、と書いています。どの団体もそうですが恩恵を受ける「弱者」に優しい環境作りが最も重要です。同じ認識を相互に持ち、winwinの関係を築きたいものです。
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