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えがお俳壇0815

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2020年8月15日 えがお俳壇


 長かった梅雨も明け暑い毎日が続き大変です。今年はマスクにサングラスの姿を多く見かけます。やはりサングラスは男性のイメージなのでしょう。颯爽とした女性のサングラスも見たかったですね。次は「唐辛子・鷹の爪」です。秋の真っ赤に熟したものを言います。

二の腕の輝ひてをりサングラス   たかこ

小さな目にサングラスかけⅤサイン   京子

サングラス掛けて男の顔となる   清治

サングラス寂しい時は海を見る   容一

想い出を車窓に追ひしサングラス   喜美子

軍団の弔い上げしサングラス   みどり

方言の通訳笑ふサングラス   豊田イサ子

高峰を求めし頃のサングラス   往正

サングラス若き芸人偽善顔  敦子

梅雨深し朝のコーヒーミルの音   フミ

水桶の皆乾きをり盆間近    いちお

ふる里の薬味をのせし冷奴   さわ子

江戸に咲く七月場所や「御免札」  遠山三四藏

新築や向日葵ならぶ白き壁   由紀子

夏のマスク疑心暗鬼の目がのぞく   久子

断舎利に古りし浴衣を加えけり   和美

草むしり遠くに昼の汽車の音   とみ子
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俳 句 の 題

八月末〆 唐辛子

九月末〆 とろろ汁 

自由題も歓迎します。

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