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彩りあふれる豊かな生活をもう一度取り戻す

2020/04/15えがお俳壇

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2020年4月15日 えがお俳壇


 新型コロナウイルス対策の為様々な催しが中止となり、句会も多くは休会となっています。

残念です。こんな時こそえがおに投稿を。

「雛祭り」も遠き日を想う句が多いですね。

長く続けていきたい行事の一つです。

次は「蒲公英」逞しさ、優しさ諸々詠んで下さい。


二歳児の目線に飾るひなの段   遠山三四蔵

雛の日や記憶の底に祖母の膝       フミ

雛段に妣の人形仲間入り       さわ子

玻璃越しにうつとり覗く雛の顔     清治

娘なき妻の節句や紙の雛       芦遊子

永遠におすましでゐる雛かな       容一

雛飾るカーテン心地よくゆるる    喜美子

五十年余雛を眠らせ喜寿迎ふ      昭子

春眠の午後に雨聴く湯宿かな     いちお

啓蟄やどかどかどかと微生物      征正

花時や髪艶誉める美容院       二三子

花時や予報士の声晴晴と        賢一

コロナ禍をひととき忘る桜かな    越澤正子

ふらここの後の正面我が故郷      枝葉

歩を止めよ草間にほのと花すみれ    文雄

鶯よ友の窓辺にその声を    三四郎


俳 句 の 題

四月末〆  蒲公英

五月末〆  新樹

六月末〆  梅雨

奮ってご応募お待ちしています。

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