節分祭 吉田恵三先生より

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本日は節分なので新羽にお住まいの吉田先生から頂いた解説をテキストにしたものを書き込みました。
こちらの節分祭の解説の次は、白山祭について解説を書いているそうです。北新羽杉山神社では二月二十二日に行います。こちらについても詳しくお知らせを書いてくださるそうです。
入手希望の方はえがおまで 090−8305−1006 おきがるにどうぞ。

では節分について詳しく教えていただきます!↓

節分祭
(春分の日の前日であり、日にちは前後します)
杉山神社の節分祭は平成十四年(2002)午の年から「豆撒き」が始まりました。

歴史

中国から伝来したこの「節分」ですが、「追儺(ついな)」と呼ばれていました。
これは宮中で疫鬼などを追い払うもので、大晦日に行われていました。
「続日本書記」(797年)に厄や災難を祓い清める儀式として書かれていますが、江戸時代には衰退してしまったと言われています。
江戸時代、庶民の間に「節分」として広まったようです。


煎った大豆。
室町時代とされているが、豆=魔目(鬼の目)を滅ぼすということに由来されているという説。生だと芽が出てしまうので。
(鬼の目を)射る=炒るという語呂合わせ(落花生・でんろく豆など)

かけ声

福は内。鬼は外(地方により異なる)

順番と時間

①玄関、窓を開け奥の部屋から「鬼は外」(鬼を外へ追い出す)
⑦玄関に出て内に向かって「福は内」
鬼は深夜(丑寅の刻)にくるので、夜がベスト。(午後8時〜10時くらい)

誰が?

①家長が行う。年男年女が行う。

豆を食べる(鬼退治)

同年齢より一つ多く食べる。(春分が年の初めだから)
こんにゃく=砂下ろし=体内の悪いものを追い出す。
けんちん汁=巻繊汁=精進料理
節分そば=年越しそば=麺がすぐ切れる=厄落とし

柊鰯(ひいらぎいわし)魔除け、厄除け
焼いた鰯(目刺し)の頭に、柊の小枝を指す。(鬼は鰯を焼いた匂いが嫌い。格の棘を鬼は嫌う)
門口・玄関に刺す。(鬼よけ)

恵方巻き(関西方面で行われていたもの)

無言で恵方を向き太巻きを食べる。
恵方=今年、卵年は「南南東」
太巻き=鬼の置き忘れた金棒 具の数は七福神になぞり七種が良いとされる。

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