2017-12-12

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注意喚起

高齢者の骨折は多職種チームで治療せよ!

富山市立富山市民病院の「大腿骨近位部骨折患者に対する多職種連携アプローチ」*ここでの骨折は「大腿骨近位部骨折」のこと。 日本は高齢化社会で特に骨粗鬆症の高齢者骨折の増加している足の付根の骨折は家族介護負担が大きく、生活の質(QOL)や生存率の低下など問題が大きい。富山市立富山市民病院での多職種連携のアプローチを紹介する。 高齢者の1/3は骨粗鬆症で1/5は転倒をしている。うち1/5〜10回は骨折になる(東京都老人総合研究所)また骨折経験のある人はリスクは2〜3倍になるという。 大腿骨近位部骨折してしまうとだいたい10〜15%が、骨折すると1年以内に死亡している。 そのための「多職種連携」だ。多職種連携 導入のステップと変化現状把握で必要なことを見つけ講習会セミナーを実施その上で「院内ガイドライン」の実施を行った。結果、初療から内科医の介入、情報共有で電子カルテ導入。周術期合併症の軽減のため精神科と精神障害、特にせん妄の予防、早期治療に取り組む。二次骨折予防は薬剤師や栄養士と確実な治療の開始と患者教育をおこなった。改善したことは以下だ。内科医の取り組みと結果これまで高齢者が骨折で救急搬送...続く
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