えがお オリジナル認知症講座

えがおオリジナル認知症講座

最近、よく話題になる認知症。皆さんも気になる話題でしょう。
 早速ですが認知症を調べてみると、厚生労働省のホームページに以下のようにありました。
 
認知症とは、いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったためにさまざまな障害が起こり、生活するうえで支障が出ている状態(およそ6ヵ月以上継続)を指します。
と定義されていました。

 その主な原因は、アルツハイマー病、前頭・側頭型認知症、レビー小体病・脳血管性認知症などです。
 認知症は、多くの場合でもの忘れがみられます。
 
 ここで気になるのはもの忘れと認知症の違いです。
 もの忘れでは体験の一部を忘れるのに対し、認知症では体験の全てを忘れてしまうのです。
 例を挙げると、普通のもの忘れでは食事のおかずの一部を思い出せないのですが、認知症のもの忘れでは食事したこと自体を忘れてしまうということです。
 この様子が「朝から何も食べていない」と周囲に訴える原因なのです。
 
 大切なことは認知症の人は「食べていない」と認識していることです。
 悪気など一切なく、本人の認識は「食べていない」という現実の中で生活しています。事実よりも「本人の生きている世界を認める」ことが大切です。

次号に続く