10年以上勤務の介護福祉士に、月8万円の処遇改善??

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現実になることに賛否両論ありそうです。
皆さんはいかかですか?

そんな中で、昨年のニュースではありますが、学生向けの施策も用意されているようです。

介護福祉士を目指す学生に毎月5万円 5年働けば返済免除 政府、予算を拡充へ(出典; Joint介護)

記事によれば、介護福祉士の専門学校に入学する際に20万円、通学期間中に毎月5万円、卒業する際に20万円(就職準備金)を受けられ、国家資格を取って現場で5年以上働けば返済を免除する、という制度のようです。

2年制の場合だと総額160万円、3年生だと220万円、ということで結構大きな額がもらえる計算になりますね。

財源としては、厚労省の補正予算案 によると、14億円を原資として積み増すことになります。

まあ、介護福祉士になるにあたって、学校ルートが「試験有」になった結果、入学者が激減してしまったという失策を過去に行っており、その対応策といった位置づけでしょうか。

過去の記事; 介護福祉士の養成機関で入学数がピンチ!!

厚労省の方々はエリートなので、人は難しい壁があるとチャレンジしたくなるものだ、と思っています。そのため、資格取得が難しくなれば、みんなこぞってそれにチャレンジし、結果として受かった人の社会的評価も上がるはず!という考えだったのでしょう。

ただ、実際のところ、意識が高くはない「普通の人」はやはり難しい壁を用意されたらそれを回避することを考えます。そうすると、受験者も減り、資格の社会的価値も上がりません。

今回の施策で、何とか養成機関の入学者減に歯止めがかかれば、と思います。そのためにはこの制度の周知がまず一番に重要な点かもしれません。

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