身体拘束座談会実施!しました!

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身体拘束座談会 11月16日土曜日

プログラム

  • 開始の挨拶
  • 助川挨拶自己紹介
  • ほんまアイスブレイク
  • 助川導入と初期?Q&A
  • 動画活用
  • ほんまどう感じたか
  • 助川基調講演20分
  • 最終テーマ
    • 拘束はどう思うか
    • 理解の少ない人に対してのアドバイス
    • 抑制をするときの対策

11月16日ビデオを見てキーワード

多重業務・認知症・家族と患者・患者の命を守れなくなる・カテーテル抜去されないような・工夫・切迫性・代替性・一時性の3つの原則・人手不足・仮眠・救急・薬剤・責任追及・事故報告書・訴訟等の心配

ナースはボロボロの状態でやりがいを失っていることもある
内田病院の効果的な成功事例
家族の協力がない場合
縛られているかいないかについては見ていないからわからない
家族との関係性・構築により拘束がより有効に発揮されることがある。

目が合う子が合わないと言うケアの方法。
理想論と方法論はセットで活用すること。
チームとしての対応や他職種連携チーム。
社会的な体制の必要性。
看護師の味方であり続けたいと言う社会体制の構築。


以下議事録
阿部氏
以前の病院では身体拘束があったとも感じる
医師が患者から直接「ちょっとこのヒモ外して」と言われる時に大変切なかった。また家族の方が姥捨て山のように病院を活用している姿を目の当たりにしたことがある。
日中の対応でユマニチュードなどを活用し、活動をより増やしていくことで深夜帯の睡眠に近づけることができる。

海老原氏
現実に身体拘束が増えているのか減っているのか気になる。
と言うのもどこまでを身体拘束と言うのか等についても大変疑問になる。

村田氏
家族の確保として病院では身体拘束をされ、患者がボロボロになったこともある。
施設を信頼し、職員を信頼し最後まで看取る勇気が必要でもある。
そういった意味では命の最後を考えた身体介護は必要性もあるのでグレーとも言える

中川氏
身体拘束についてははっきりとイエスと言うことも必要で、文化を考え直す必要性もあるのではないか。

阿部氏
魔女裁判文化というのがあり。
転倒などのインシデントアクシデントを起こすとその担当看護師を吊るし上げる傾向が萎縮する空気を生んでいる。

助川
看護をする時間の確保や人数が手厚い配置で1対1の割合なったら徹底的に看護師話を聞き理解しあい関わる時間が取れる。

阿部氏
それについては看護師の仕事と、専門性の必要のない他の人でもできる仕事を分けて考えることも重要である。

胡氏
本人は何を望んでいるか、歩きたい本人がどうしたいと言う事について何より考えることが必要。点滴や注射など必要もあるないに関しても本人の意思を極力反映すること。
またその人の今の振る舞いはこれまでの生育環境や家庭環境と直結しているので線引きをすることが必要かもしれない。

安宅氏
身体拘束について当事者の参加が望まれた。そういった意味でこの会議には少しズレがあると感じる。またこれは職場の労働者問題であり職場で起きた出来事が個人が責任を負うと言うのも問題だと感じる。身体拘束を取ると言う実例があるのが望ましい

小島氏
ケイスバイケースで身体拘束で手を縛るようなことになるのであればミトンで防げてカテーテル抜去などが防げるのであれば、それで身体拘束されてもある程度理解できると感じている。薬の量が多いことがあるので薬の量を再確認することで防げることもあるのではと思う。

細田さだお氏
問題は人手不足が奥底にあり逆に現場では高速をしなくてはやっていけないところがあるのではと感じる。また報道などマスコミが大きく取り上げすぎることでより問題がクローズアップされすぎてしまいマスコミが騒ぎすぎは問題である。また人手が本当にかかるので困っている人を助けようと言う熱のある方たちがいてくれるこの会は望ましい。

加藤氏
以前の施設型介護施設での勤務時に夜勤の時40人から50人を介護士2人看護師1人の3名体制で対応していたがやはり、徘徊や抜去などが起きることでありある程度仕方のないことだと感じる。

まとめとして阿部氏

本人の尊重、現場の環境、そして姥捨て山のように入居したら関わらない家族との問題、本人の自由、そして今日このように集まって話題を同じくして話すことによる啓蒙活動も大変重要だと感じる。
看護師同士で誰がやった誰がやらないと言う魔女裁判のようなことが起きていることも大変心を痛めている。

最後に。
主催 助川さん
たくさんの意見を聞けて大変うれしかった。
そして自分とは違う意見を聞くことができ本当に良い時間になりました。
いろいろな学びができた。
今でも業務の忙しさに負けてしまい自分の思いや考えを悩むこともあると思いますがこのように場を持つことができ感謝いたします。

ありがとうございました。

帰り際に阿部先生と主催の助川看護師の記念写真です。






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