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彩りあふれる豊かな生活をもう一度取り戻す

2019年5月15日 表紙 大杉さん

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昭和13年12月1日生まれ 80歳 鶴見区生まれ 高輪で育つ。

高輪台小学校から明治学院の中学・高校・大学に通う。英文科から経済学部に転部した。

子供の頃は内気な面もあったがスポーツが好きで野球を小学生から始める。高校時代は軟式野球部でキャプテン。

この時人生の大きな出来事がおきた。 大会の直前にキャッチャーの部員が退部を申し出た。

キャプテンの大杉さんが「そんなことなら俺がやる」とほかの部員にきっぱりと宣言。

どんなことでも思い切ってぶつかれば必ず乗り越えられる、と自信をもった。 大学卒業後は実家が酒屋だった関係で大阪のお酒の問屋の営業職になる。

入社3年目、百貨店の売り上げを一挙に3倍にした。会社から厚い信頼を得る。

「小さなこと、無駄なことこそをしっかりとやる」誠実な気持ちで邁進した。

その後、会社が東京に進出。東京の営業所を開設し3年で黒字化。

役員になり60歳で定年。68歳まで酒販売の会社で商売の基礎を伝えてきた。

26歳の時に職場の2歳年下の関西の女性と結婚した。子ども2人を授かる。仕事中心の生活だった。

 

同級生の医師から「糖尿病の予防のために運動した方が良い」と言われ、48歳から毎日1万歩を歩く習慣を身に付けた。3万歩も歩くこともある。冬でもうっすら汗を、夏には汗びっしょりになるほどだ。現在では2万歩を毎日歩いている。

運動し好きな晩酌もしっかり楽しむ。

自ら定めた休肝日をしっかり と守る。新聞のコラム欄をノートに書き写すことも忘れない。

 

大切にしている言葉は「有言実行」小さなことこそコツコツとやり遂げる誠実な性格だ。

これからのシニアの方にアドバイスをお願いすると

「何より外に出て話しをすることが大切」とのこと。

「自分の住んでいる地域を良くするにはどうするか、が大切。子どもは自分だけで育てたのではなく、街や地域が共に育ててくれたはず。 だから自分の子だけでなく、街や地域と言う目で自分たちが何ができるか考える。そのために、まずは外に出て周囲の方とお話をすること」と強く勧めてくれた。

今は若くても必ず地域の高齢者になる。 定年後は、自分の住んでいる街にどのようなことで貢献できるか、考えることをとにかくお勧めしたいと話してくれた。

保健活動推進委員が主催するウォーキングでは、いつも1番後ろをしっかりと守ってくれる大杉さん。

キラキラ輝く素敵なプラチナ世代さんだ

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